Kota Kinabalu-Sandakan
コタキナバル滞在中、時間があれば、サンダカンへ行きたいと思っていました。ノンフィクション作家・山崎朋子の『サンダカン八番娼館 (文春文庫)- 底辺女性史序章』を読んでから、からゆきさんの生きた場所を見てみたかったのです。ちょうど、日帰りで行けそうだったので、前日にエアアジアのウェブサイトで予約。マレーシア航空も飛んでいたのですが、値段を比べて安いエアアジアにしました。実はこの飛行機も乗ってみたかった♪
MILO
エアアジア
(コタキナバル/サンダカン)
格安航空なので、機内食は、有料。

マレーシアでポピュラーな
MILOを買いました。(RM4)\104.53


男性客室乗務員が、作ってもってきてくれた♪

45分のフライトなので、
誰も注文していなかったような気がする・・・




■ 今回乗るA320 ■

エアアジア 空港

朝7時05分出発のサンダカン行き。朝早くからこんなに大勢のお客さんが搭乗待合室で待っている。予定搭乗時刻よりも早めに搭乗が開始され、出発時間はオンタイム。機体にはポップで色鮮やかな文字でAMAZINGと書かれ、派手目なお姉さん2人の顔。今回は3回連続で乗ったけど、エアアジアの客室乗務員は、全体的に化粧が派手目で濃いような気がする・・・。それはそれで、機内が真っ暗になった時の緊急時とかに役に立つのでしょう。地味なタイガーエアウェイズと比べ、エアアジアは派手目の化粧と若さで選らんでいるような気がするな。




・・・ 搭乗券 ・・・


搭乗券

ショッピングレシートのようなぺらぺらの紙。
裏には、Air Asia.com のロゴと電話番号。



・・・ 機内の様子 ・・・

機内は8割ほどの搭乗率。コタキナバルを離れ、ちょっとサンダカンへいってきま〜すな距離。

機内 上空

コタキナバルからサンダカンはマレーシア航空、エアアジアが飛んでいました。時間帯は、マレーシア航空の方がよく、数時間長くサンダカンに滞在できる。行きをエアアジア、帰りをマレーシア航空とすることもできたのですが、今回は料金重視で、マレーシア航空の半分の料金で行けるエアアジアでの往復にしました。前日予約のキャンペーン料金でもないので、これでもエアアジアでは高い料金だと思う。荷物なし、シートアロケーションなしの税込みで1人往復276MYR(\7,221.43)でした。シートFEEは、ホットシート25MYR(\653.57)しかなかったし、45分の飛行なのでシートを選びませんでした(^^; (スタンダードシートは、5MYR(\130.82))、結果、別に選ばなくても、同行者と同じ席にアサインされました(^^)それに3席シートに2人掛け。な〜んだ。これなら別料金払ってまでシートを選ばなくてもいいかもよ!?。ホットシートのXpress Boardingといっても、早く搭乗しなくたっていいし。むしろ、少し多めにお金払っているんだから、最後に搭乗する方がよくない?





Hot Seats with Xpress Boarding 25 MYR
Standard Seats Choose your seats & keep your travel party together  5 MYR


シートマップ


シートは革張り。これで汚れも付きにくく掃除しやすいだろう。シートベルトは赤で目立って良い。座席テーブルには、機内販売にもあるSILKYGIRLの宣伝。マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ジャカルタで出回っているブランド。リップカラーなんて3本セットでRM30(\784.94)安い〜。

座席 机 エアアジア

業績が低迷していたエアアジアを、レコード会社ワーナー・ミュージックのアジア地域役員だったTony Fernandes(トニー・フェルナンデス)が買取した会社。破格の低価格でマレーシア航空の国内線独占状態を破り、赤字だったエアアジアを2003年には黒字にしたという。客室乗務員の制服は赤のスーツ。男性は黒のスーツ。タイガーエアウェイズと比べて、格安航空でも従来の憧れの!?航空会社の姿の制服がある分、客室乗務員もこの仕事に誇りを持っているようで、顔もちょっとかわいい子や格好良い人を選んでいるような気がした。サービスもウェブサイトもよく考えられていて、私としては、タイガーエアウェイズよりもエアアジアの方がよかったな。




・・・ シートポケットにあるもの ・・・

機内誌 機内ショッピング 安全カード 紙袋

機内誌、ショッピングカタログ、セイフティーガイド、無地のごみ袋。よく見ると、この機内誌は持ち帰り禁止だった。右下に小さく書かれていた!他のお客様のためにお持ち帰りはご遠慮下さいと書いてある。ひえ〜!!この機内誌の中に、国内線機内販売のSnack Attack(飲み物や食事)、Red Megastore(エアアジアのロゴが入ったグッズ販売)がある。国内線だけど、DUTY FREE SKY SHOPのカタログも入っていた。クリニークやエスティローダー、ランコム、クラランスなどの化粧品や香水が主な商品。国内線移動なので、免税は買えないけれど、帰りにエアアジアグッズを買って帰ることにしましょう(^^)




・・・ サンダカン到着 ・・・

エアアジア サンダカン 空港

私だけでなく、コタキナバルから日帰りで帰るツアー客もいるようだ。機内預け荷物受取りのターンテーブルを過ぎて、すぐ出た右にツアー会社があった。サンダカン観光ツアーがあるかどうか聞いたら、ランチ込みの観光があった。私が行きたい日本人墓地はコースに入っているか聞くと、他に誰もツアー客がなかったら(次に着くマレーシア航空からのお客がいなかったら)貸切で行ってもいいよというので、待とうかと思ったけれど、タクシーの運転手にチャーターしていくら?と聞いてツアーで行くより安かったので、タクシーで移動することに。5時間150MYR(\3,934.16)でした。日本円だと安く感じるのですが、オーストラリアドルで計算するとA$59.81。まあ、それでも安いか。





・・・ 日本人墓地 ・・・

サンダカンで亡くなったからゆきさんを含む日本の人々が葬られている日本人墓地。
商事会社の駐在員、木全徳三さんが、山崎朋子著者の作品を読んで、墓地探しをしたそうです。植物が生い茂り、日本人墓地をなかなか見つけられない中、華人系墓地の手入れに来ていた華人系住民の老人に出会い「日本人の墓は見たことないが、この山の上の方に、コンクリートで作った箱のようなものがある」という情報から、この日本人墓地を見つけたそうです。コンクリートで作った箱のようなものとは、木下クニさんが、墓の近くへ小屋を建ててセメントで水溜めを造り、桶で山から水を引いて、いつ誰かが手ぶらで墓参りに行っても困らぬようにしたというもの。

日本人墓地 サンダカン 日本人墓地

中国人のカラフルな墓地を見ながら進んで行くと、南国を思わせる深紅のハイビスカスが咲く日本人墓地と書かれた門が見えてきた「ひと足外へ出ればいつでも花が咲いとるけん、取って来て、あき瓶に水入れて挿しとった。天草と違うて南洋じゃけん、真っ赤な花が多かったと。(サンダカン八番娼館のオサキさんの話より)その後、本当にこの先にあるのだろうかという細い山道をたどり、中国墓地とは打って変わって、地味にひっそりと佇む日本人墓地が現れた。4段め中央の一番背の高い碑が、木下クニさんが身元の分からぬ日本人のために、私費を投じて建てた「無縁法界之霊」。どなたかお墓参りにいらっしゃった方がいるらしく、お花が添えられていました。この一番その左のお墓(木下クニさん)は、無残にも倒れていました。老朽化なのでしょうか?それとも心無い誰かの仕業!?・・・からゆきさんたちの墓が100基あるいはそれ以上もあるはずなのに見当たらない。3段めに有るか無しかの土地の隆起。このわずかな隆起が、わたしたちの求めるからゆきさんの墓の痕跡なのだ。(サンダカンの墓より)



日本人墓地 日本人墓地

無縁からゆきさんの墓をはじめ、すべてのお墓が、日本に背を向けて建っていたと本には書かれていましたが、本当は、そんなことを意味しているのではなく、幼い時にからゆきさんたちが日本を離れ、お金のために遠い外国まで船で連れてこられ、初めて上陸した港の向こうの日本、目に見える美しいサンダカン湾を、ただ向いていたかっただけのような気がする・・・。この向きが反対の山の方向だと、とっても不自然。海外で生活する日本人は、どんなにひどい日本での記憶しかなかったとしても、生まれ育った日本を忘れたりはしないと思う。それに、ちょっとこの著者は、個人的に好きではなかったな。自分は研究者で身分を隠して取材していて、おサキさんに正体を明かすときとか、自分の顔の傷には深く触れず、人の不幸ばかりを上から見ているような、なんとも言えない女の嫌らしさを感じてしまった。しかも資料を得るために、よその家から写真を勝手に盗んで、その後、きっと彼らは自分のしたことを理解してくれると思うって、なんなんでしょう?と思った内容の本でした。「サンダカンの海は、底の底まで透きとおってな、それはそれは美しか。うちらは天草ではいっぺんも、海にはいったことはな無か。子どみじゃというても何やかんや働いて忙しかったけんでな。」(サンダカン八番娼館、おサキさんの話より)



■ サンダカン八番娼館 ■

サンダカン サンダカン

おサキさんたちが働いていた八番娼館のあった場所は、現在、薬屋さんになっていました。この場所は、インフォメーションセンターで、ある日本人の方が、丁寧に場所を書いてくれていたのですぐ分かりました。普段は、昼間は暇でな、寝転んだり遊んだりしておるが、夕方になると、紅おしろいばつけて、店の前に腰掛け持って行って、おもてば通る男ばつかまえるとたい。(サンダカン八番娼館、オサキさんの話より)




■ 肉骨茶 ■

肉骨茶 肉骨茶

タクシーの運転手に、ランチにどこか美味しいところに連れて行ってと頼んだら、ここに連れてこられました。バクテーって、肉だけでなく、魚や海老もあるのね。これに野菜炒めを付けてご飯といただきました。美味しかった♪・・・というか、ここに観光客が来るのが珍しいのか、他のお客さんにじろじろ見られてしまって恥ずかしかった。

「南洋さん来たこつば不幸せじゃとは思わんじゃった。朝、昼、晩と白か飯の食えたもんな。おかずには、魚さえ膳にのぼったと。」(サンダカン八番娼館、オサキさんの話より)



サンダカン八番娼館